ボルテ初心者の人がボルテ上級者のプレー動画を見ていると、「なんだこの回し方…?」と思うつまみの回し方に遭遇することがあると思います。
その名も「ろくろ回し」。
ろくろ回しのわかりやすい動画例を見てみましょう。
例えば、以下の動画の0:39~(この位置から再生開始します)
その他には以下の動画の2:25~なども広義のろくろ回しです。
ろくろ回しを用いる場所
基本的には上記動画のように直線つまみにおいてろくろ回しを用います。
その他、連続直角地帯などつまみを回しっぱなしにして簡略化したいケースにおいては、ろくろ回しを用いると便利になります。
↑このようなケースにおいては、ろくろ回しでつまみを回しっぱなし処理することで鍵盤に意識リソースを割くことができ安定して光らせやすい
ろくろ回しのメリット
・指先でせわしなくつまみをクルクル回すより動作が単純で楽
・手を一々回すより意識負荷が少なくなる(≒鍵盤に意識リソースを割きやすくなる)
・連続的に回すことができるため、途切れてミスすることが少なくなる
といったメリットがあります。
ろくろ回しは必須の技術という訳ではないですが、出来ると便利な回し方なことは確かです。
ろくろ回しのコツ
ボルテを始めたての方だと「こんな回し方をしたら、つまみが一方向に回るんじゃなくて左右を単純往復するだけじゃないの…?」という風に見えてしまうかもしれません。(特に先ほどの動画の2つ目は高速なのでそう見えやすいです)
ろくろ回しは細かく分解すると
①親指以外の指の摩擦を使い、まず一方向(時計回りor反時計回り基準)に回す
②親指にバトンタッチして、親指の摩擦だけで先ほどと同じ方向(時計回りor反時計回り基準)に回す
という動作を素早く繰り返し行う仕組みになっています。
ああ見えて一方向に一貫して回しているから、つまみが左右を行き来している訳ではないんだよね。
ポイントは、この回し方においては「親指」と「親指以外の指」で同時につまみを回すことはないという点です。
例えば、右側のつまみを反時計回りに回すケースを絵にすると、以下のようなイメージとなります。
こんな感じですね。
理屈っぽく説明しましたが、ろくろ回しは自転車に乗るのと同じで、練習すれば誰でも出来るものです。
上記のコツを意識しつつ、あまり難しく考えずに段々と感覚的に慣れていくと良いと思います。
ちなみにろくろ回しに慣れてくると、ペットボトルの蓋を開ける動作とかもついつい癖でろくろ回しっぽくなってくるかも…w
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